iPhone「5s」「5c」料金プラン出揃う
SankeiBiz 9月13日(金)21時3分配信
KDDIとソフトバンクに加え、新たにNTTドコモからも発売されることが決まったiPhoneの新モデル「5s」と廉価版「5c」。米アップルの発表以降注目されていた国内携帯電話大手3社の端末価格や通信料金が13日、明らかになった。
3社とも2年間継続利用の場合、端末価格が割り引きとなるプランを発表。ドコモは「5c」の16、32ギガモデルと「5s」の16ギガモデル、KDDIとソフトバンクは「5c」の16ギガモデル、「5s」の16ギガモデルが「実質0円」となる。
料金プランは、「5s」の場合はドコモが基本6555円(基本使用料、ネット接続料、パケット定額料)から番号持ち運び制度(MNP)などを組み合わせ最大で5775円まで割り引かれるという。KDDIは、基本6755円(同)からiPhoneの契約増加に効果があった固定通信とセット割引「auスマートバリュー」を適用すると4820円で利用できる。 この「auスマートバリュー」は、提携事業者数200社を超え、世帯数80%をカバーするため、多くのユーザーがこの割引対象となる点も強みだ。ソフトバンクは基本6755円(同)からとなり、KDDIと同様に固定セット割り引きを適用すると4820円となる。
新モデルへの変更を条件に旧モデルを買い取る下取り制度では、KDDIが「iPhone5」(64ギガモデル)の下取り価格を2万8000円相当とし、ドコモの2万ポイントを大きく上回った。ソフトバンクは「iPhone5」の下取りについては発表していない。KDDIは、「同4S」(64ギガバイト)の下取り価格でも1万9000円相当と、従来の1万4000円相当から5000円分を上積みしており、MNPで獲得した顧客の転出を防ぐ狙いがあるとみられる。
5sと5cは、“プラチナバンド”と呼ばれる800MHz(メガヘルツ)帯のLTE(高速通信)に対応している。この周波数帯を使うことで、屋内やエレベーターの中まで電波が届き、より広範囲でつながる環境を作ることができる。
国内ではKDDIとドコモがこの周波数帯でのLTEサービスを展開。総務省が公開している800MHz帯のLTE基地局免許許可数(8月3日時点)によると、KDDIが約3万1000局で、ドコモの2000局を大きく引き離している。こうした状況も購入に際して検討ポイントになりそうだ。
3社はそれぞれ5cのみ13日午後4時から予約受け付けを開始した。5sと5cの20日の発売まであと1週間。三つどもえ競争のなか、今後、さらなる割引プランやキャンペーンが発表される可能性もある。引き続き各社の動向が注目される。
≪ドコモauソフトバンクでMNP比較iPhone5sの16GBの場合 | ツイッター2chはてなブックマークで情報収集 | iPhone 5の日本国内での販売は終了 - キャリア提供分も在庫限り≫
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