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【本】十二国記『風の万里 黎明の空』

慶国(けいこく)に、玉座(ぎょくざ)に就(つ)きながらも、王たる己に逡巡(しゅんじゅん)し、忸怩(じくじ)たる思いに苦悩する陽子(ようこ)がいた。芳国(ほうこく)に、王と王后(おうごう)である父母を目前で殺され、公主(こうしゅ)の位を剥奪(はくだつ)されて哭(な)く祥瓊(しょうけい)がいた。そして、才国(さいこく)に、蓬莱(ほうらい)で親に捨てられ、虚海(きょかい)に落ちたところを拾われて後、仙のもとで苦業を強(し)いられ、蔑(さげず)まれて涙する鈴(すず)がいた。負うにはあまりある苦難(かなしみ)の末に、安らぎと幸せを求めて、それぞれに旅立つ少女たち。その果てしない人生(たび)の門(いりぐち)が、いま開かれる!!



『月の影 影の海』の続編です。この作品は『月の影 影の海』の主人公プラス2人の少女がそれぞれいろんな経験をしていきます。後半に3人が出会い・・・。おいらは読み終えた時にすがすがしい気持ちになれるのでとても好きな作品の一つです。読んで損なし。おいらとしては特に公務員の方に読んで欲しいとよく思います。

何の努力もなしに与えられたものは、実はその値打ち分のことを要求されているんだ。責任を果たさずに手にはいる物なんか、ねえんだよ。あったとしたらそれは間違っている。間違ったことを盾にとっても、誰も認めてくれねえんだ。



真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときには、自然に頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すためのもので、形によって心を量るためのものではないだろう。礼の名のもとに他者に礼拝を押しつけることは、他者の頭の上に足をのせて、地になすりつける行為のように感じる。



地位でもって礼を強要し、他者を踏みにじることに慣れた者の末路は、見るまでもなく明らかだろう。そしてまた、踏みにじられることを受け入れた人々がたどる道も明らかなように思われる。人は誰の奴隷でもない。そんなことのために生まれるのじゃない。他者に虐げられても屈することない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば正すことを恐れず、けだものに媚びず、―わたしは慶の民にそんな不羈の民になってほしい。己という領土を治める唯一無二の君主に。そのためにまず、他者の前で毅然と首を上げることから始めてほしい。



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[ 2005/05/31 00:43 ] | TB(0) | CM(0)

【本】十二国記『月の影 影の海』

「あなたは私の主(あるじ)、お迎えにまいりました」学校にケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿(たど)りついたところは、地図にない国。そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、闇から躍りでる異形(いぎょう)の獣たちとの戦いだった。「なぜ、あたしをここへ連れてきたの?」陽子を異界へ喚(よ)んだのは誰なのか?帰るあてもない陽子の孤独な旅が、いま始まる!



ファンタジー物ですが、女の子でなくても歴史物が好きな方なら問題なくハマると思います。この『月の影 影の海』は十二国のうち慶国中心のストーリーで、ここから始まると言っても過言ではないでしょう。おいらは『月の影 影の海』よりも続編に当たる『風の万里 黎明の空』『黄昏の岸 暁の天』の方が好きです。

『月の影 影の海』は、主人公の女子高生が一国の王になるまでのストーリーでかなり暗い。特に上のほうは。ただ、ここを読まないとその後のストーリーが楽しめないので仕方ありません。おいらとしては、ストーリーも面白いのですが、人間関係についての考えに多くを教わったように思います。


おいらは洋子に信じてもらいたかった。だから信じてもらえりゃ嬉しいし、信じてもらえなかったら寂しい。それはおいらの問題。おいらを信じるのも信じないのも洋子の勝手だ。おいらを信じて洋子が得をするかもしれねえし、損をするかもしれねえ。それは洋子の問題だな。『月の影 影の海より』



[ 2005/05/30 21:26 ] | TB(0) | CM(0)


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